産後のバストアップの方法として、サプリメントを服用するという方法があります。サプリメントは、
「特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」のことで、ビタミンやミネラルなどの成分を摂取をすることで、
健康の維持や栄養成分の補給、疲労回復、ダイエット、病気の予防などの目的で利用されます。
飲むだけでバストアップの効果があるならぜひ試してみたいと思う方も少なくないかと思います。
ここでは、バストアップ効果のある成分や注意点、授乳中から使えるサプリはあるのかなどについてご紹介したいと思います。

バストアップに効果のある成分

プエラリアミリフィカ

タイやミャンマー北部に自生しているマメ科の植物の名前で、タイでは昔から更年期の女性の治療に使われていました。
プエラリアミリフィカには、ミロエステロールとイソフラボンという女性ホルモンと似た働きをする成分が含まれていて、
特にミロエステロールは女性ホルモンのエストロゲンと働きが似ています。そのため、バストアップや美肌などの女性らしさを
保つ働きが期待できます。

ワイルドヤム

メキシコを原産国とするヤマイモ科の植物の名前で、プエラリアミリフィカがエストロゲンに似た働きをするのに対し、
ワイルドヤムはプロゲステロンに似た働きをするジオスゲニンという成分が含まれています。プロゲステロンは乳腺の発達を
促す働きがあるため、バストアップ効果が期待できます。

プラセンタ

英語で「胎盤」という意味で、上記の2つとは違い女性ホルモンの作用はありませんが、女性ホルモンの分泌を調整する効果があります。
直接的にバストアップ効果が出る成分というよりは、女性ホルモンを整える働きで間接的にバストアップ効果が期待できる成分です。
乳汁分泌不全の治療に用いられる成分でもあり、乳汁分泌アップの効果が期待できます。

バストアップサプリの注意点

バストアップサプリの副作用って?

バストアップサプリはホルモンバランスに影響するため、副作用が現れるリスクがあります。
特に女性ホルモンの作用のあるミロエステロールやジオスゲニンが含まれるバストアップサプリを服用することで、ホルモンバランスを
崩す場合があります。ホルモン量は個人差があるうえ、生理周期によってエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンは周期的に増減して
います。そこへサプリなどで新たにホルモンの作用が加わることで、過剰になったりバランスが崩れたりすることがあります。
下記のような副作用が出る場合があります。

  • 肌荒れ
  • 頭痛
  • むくみ
  • 吐き気
  • 腹痛
  • 生理不順
  • 不正出血

さらに女性ホルモンが増えすぎることで、乳がんや子宮がんのリスクを高める可能性もあり、過剰摂取や長期の服用はお勧めしません。

バストアップサプリは授乳中は飲めない?

母乳はお母さんの血液とほぼ同じ成分ですので、お母さんの摂取したものは赤ちゃんも摂取することになることを知っておいて下さい。
女性ホルモンの作用や影響のあるサプリを内服することで、その成分が赤ちゃんに移行したり、母乳分泌に影響を与えることがあります。
また、授乳中はホルモンの分泌が盛んな時期でもありますので、サプリの服用によってホルモンが過剰状態となり、ホルモンバランスを乱す危険があります。
それによって、上記のような副作用が出ることが考えられます。
授乳中は、バストアップサプリの服用はやめておくことを強くお勧めします。
卒乳後、授乳に関わるホルモンや女性ホルモンの分泌が妊娠前の状態に落ち着くと、生理が再開します。バストアップサプリの内服は
生理再開が確認できてからにしましょう。

授乳中にできるバストアップ方法はないの?

授乳中からバストアップを目指す方には、ストレッチやマッサージなどがお勧めです。バストやその周辺を動かすことは血流改善を促し、乳汁の分泌促進や老廃物の排出効果が
期待できます。激しくすると、乳腺やクーパーじん帯へのダメージが心配されますのでやり過ぎは禁物です。
おすすめのバストアップマッサージ

まとめ

残念ながら、授乳中はバストアップ効果のあるサプリの服用はできませんが、他のバストアップの方法を身につけるための時期として
授乳に影響のない方法でいろいろ試すといいでしょう。バストアップサプリは、飲むだけで効果があると紹介するものが多数ありますが、
やはり他のストレッチやマッサージなどのバストアップ方法と併用することでより効果が期待できます。サプリにはお金もかかりますし、
まずはサプリ以外の方法を試しつつ、卒乳後のバストの状態を見ながらサプリを試すかどうか検討してみるのがいいでしょう。
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